消防博物館に行ってきた!館内の見どころやアクセス方法などを紹介

消防博物館は東京都新宿区の四谷三丁目にある博物館で、江戸時代から現代までの消防の歴史に関する資料が展示されているほか、歴代の消防車や消防ヘリなども展示されています。

消防博物館に行ってきた!館内の見どころやアクセス方法などを紹介

館内には無料で入場することができ、地下鉄・四谷三丁目駅に直結していて雨の日でもアクセスしやすいことから、観光スポットとしても人気の施設です。

当編集部の取材スタッフが実際に消防博物館へ行って体験してみましたので、見どころや各フロアの紹介、休憩スペース、混雑状況、アクセス方法など、実際に訪れる際に気になる点を写真を交えながらご紹介します。

アクセス方法

消防博物館の地下1階部分は東京メトロ丸ノ内線の四谷三丁目駅・2番出口と直結しているため、そちらからアクセスするのが便利ですが、都営新宿線の曙橋駅からも徒歩圏内です。今回は曙橋から行ってみました。

都営新宿線・曙橋駅の出入り口

曙橋駅から外苑東通りを南に7分ほど歩くと、新宿通りとの交差点が現れますが、その一角に消防博物館があります。隣には四谷消防署が併設されているため、現役の消防車や救急車を間近に見ることができます。

消防博物館&四谷消防署の外観イメージ建物外観

四谷消防署1Fに停車している救急車&消防車消防署の1Fには現役車両が

消防博物館の入り口入口はこちら

中に入ると、いきなり消防ヘリコプターの展示が目に飛び込んできます。

消防博物館の1Fに展示されている消防ヘリコプター

入館無料なのでさっそく見学を始めたいところですが、最初に入館証を受け取る必要があります。入り口の正面に受付カウンターがあるので、そこでクリップ付きの入館証をもらい衣服などに身に着けて、それから館内を自由に見学することができます。

消防博物館の受付通常は受付に人がいます

消防博物館の入館証入館証をもらいましょう

フロアガイド

建物は地下1F、地上10F建てで、一部のフロア(2F、8F、9F)は博物館や併設された四谷消防署の執務スペースなどに使われているため、一般の来場者は立入禁止となっています。

10F 防災ラウンジ(休憩所)
9F 立入禁止
8F 立入禁止
7F 図書資料室
6F 企画展示室
5F 消防の夜明け(江戸)
4F 消防の変遷(明治〜昭和)
3F 現代の消防(現代)
2F 立入禁止
1F エントランス
B1F 消防自動車の変遷(+売店)

消防博物館の各階フロア案内図

各フロアはエレベーターまたは階段で移動できますが、3F〜5Fが消防の歴史を紹介する常設展示コーナーになっていて、5F→4F→3Fの順に見学すると過去から現代までの時代を追うように展示物を見ることができるので、基本的には上の階から順に降りてくると見学しやすい展示構成になっています。

見どころ、展示内容

消防博物館には各フロアごとに展示物があり、本記事では上の階から順に紹介していきますが、館内を短時間でサクッと見て回りたいという場合には「3F」と「B1F」の見学がおすすめです。

では順に見ていきましょう。

7F 図書資料室

7Fは消防関係の図書資料室になっていて、水曜・金曜・日曜の13:00〜16:30の間だけ開室しています。一般的な見学をする場合には、この階に立ち寄る必要はないでしょう。

6F 企画展示室

特別展の開催や所蔵品の公開展示などが行われるほか、映画の上映も行っているフロアです。取材スタッフが訪れた日は残念ながら企画展示は行われていませんでした。企画展示の予定は、公式HPの消防博物館だよりなどで確認することができます。

消防博物館6Fの企画展示室スペース子供が乗れそうな乗り物を発見

消防博物館6Fの映画視聴スペース映画を鑑賞している人たちもいました

5F 消防の夜明け(江戸)

5Fから本格的な常設展示が始まります。日本で組織的な消防が行われるようになったのは江戸時代の火消と言われていますが、このフロアではその誕生や仕組みについて資料を交えながら紹介。

江戸時代の火消しの資料展示(消防博物館5F)さまざまな資料を展示

いろは48組、本所・深川16組の纏こちらは町火消の各組が用いた旗印

当時の町並みを再現したジオラマでは、粋でいなせな火消たちが勇ましく活躍する姿を詳しく紹介しています。

江戸時代の火消しを再現したジオラマ

また、このフロアは特別に屋外に出られるようになっていて、外には消防ヘリコプター1機が丸ごと展示されています。ヘリコプターの操縦席には座ることができるので、子供が操縦席に座った姿を外から撮影している親子の姿がたくさん見られました。

消防ヘリの操縦席で撮影する人々(消防博物館5F)

ここは人気の撮影スポットのひとつでご覧のように列ができていましたが、進むのが遅いため夏の炎天下で子供を連れて並ぶ場合には注意が必要です。また、雨天や強風の場合は閉鎖になることもあります。

4F 消防の変遷(明治〜昭和)

4Fは装備の近代化によって消防がめざましい発展を遂げた明治から大正、昭和にかけての変遷を紹介するフロア。蒸気ポンプや消防装備品、消火活動の模型などの展示品を交えながら消防の移り変わりを学ぶことができます。

消防博物館に展示されている「馬引き蒸気ポンプ」馬引き蒸気ポンプ

防火服などの消防装備品も展示防火服などの装備品

明治時代の消化活動の再現ジオラマ消化活動の再現ジオラマ

二輪消防車、通称「赤バイ」二輪消防車、通称「赤バイ」

消防にある平成の大震災に学ぶ展示コーナー平成の大震災に学ぶコーナーも

3F 現代の消防(現代)

3Fは現代の消火・救急活動をアニメと模型ショーステージで紹介しているほか、映像などで災害への取り組みも放映しています。

消防博物館3Fにあるショーステージ消防活動が分かるショーステージ

消防自動車の模型模型で見る消防自動車

その他にも消防ポンプ車の車体や消防ヘリの機体の一部が展示されていて、どちらも操縦席に座って自由に記念撮影ができるため、こちらも列ができる人気の撮影スポットになっています。

座席に乗って記念撮影ができる消防ポンプ車防火衣を着て座席に乗れる消防ポンプ車

操縦席に乗って記念撮影ができる「ちどり」の名称で活躍した消防ヘリ「ちどり」の名称で活躍した消防ヘリ

B1F 消防自動車の変遷

歴代の消防車がズラリと展示されているフロア。東京に初めて消防ポンプ車が導入されたのは大正時代ですが、ここでは大正から平成にかけて活躍した8台の名車を間近に鑑賞することができます。

スタッツ消防ポンプ車/マキシム消防ポンプ車(消防博物館B1F展示)スタッツ消防ポンプ車/マキシム消防ポンプ車

アーレンス・フォックス消防ポンプ自動車(消防博物館B1F展示)アーレンス・フォックス消防ポンプ自動車

ベンツ・メッツ梯子自動車(消防博物館B1F展示)ベンツ・メッツ梯子自動車

いすゞ・メッツ梯子自動車(消防博物館B1F展示)いすゞ・メッツ梯子自動車

ベンツ・メッツ梯子自動車(消防博物館B1F展示)トヨタ救急自動車

ちびっ子が記念撮影できるミニ消防車両ミニ車両のファイアーくん

このフロアでは毎月1回、「消防自動車乗車撮影会」というイベントが行われていて、参加者は展示車両に乗ってデジタルカメラで撮影し、その場でポストカードにしてプレゼントしてもらうことができます。日程は公式HPの消防博物館だよりに掲載されているので参加したい場合は事前にチェックしておくとよいでしょう。

また、地下1Fの入り口付近には、防災グッズやオリジナルグッズなどを購入できる館内唯一の売店もあります。

消防博物館の売店・ミュージアムショップB1F ミュージアムショップ

休憩スペース

10Fには「防災ラウンジ」という名の休憩スペースがあり、館内で唯一飲食することができます。

消防博物館10Fにある休憩スペース休憩スペース

食べ物の販売はありませんがお弁当などを持参して食べることができるほか、飲料水の自販機があります。

消防博物館10F休憩スペースにある自動販売機一部電子マネー対応

トイレ、授乳室

消防博物館のトイレ設置状況は以下のとおりです。

<フロア別のトイレ>
男性 →B1F、1F、3F、6F、7F、10F
女性 →B1F、1F、4F、6F、7F、10F
オムツ→B1F、1F、3F、4F、6F、10F
多機能→1F、6F、10F

また、10F休憩スペースの奥まったところには、仕切りで囲われた授乳室が用意されています。

消防博物館10F休憩スペースにある授乳室赤ちゃんづれでもOK

混雑状況

取材スタッフが訪れたのは9月3連休の中日で、天気は曇り、時間帯は14時頃に訪れましたが基本的には空いていました。

ただし3Fの消防ポンプ車と消防ヘリ、5F屋外の消防ヘリなど、乗車して撮影できるスポットには列ができていて進みも遅かったので、他の展示エリアよりも少し時間がかかると思った方が良いでしょう。

周辺環境(カフェ・ランチ)

消防博物館の中にはカフェおよび飲食店はありませんが、四谷三丁目の駅周辺には飲食店が多くあります。

駅前にはベローチェやドトールなどのコーヒーショップがあり、本記事の取材時には石窯でじっくり焼き上げた食パンが人気のお店、パン工房AntenDo「アンテンドゥ」でパンと珈琲をいただきました。

四谷三丁目の駅前にあるパン工房AntenDo「アンテンドゥ」外観イメージパン工房AntenDo「アンテンドゥ」

パン工房AntenDo「アンテンドゥ」で購入したパンと珈琲美味しい手作りパンと珈琲

駅から少し歩くとスターバックスやチェーン店ではない珈琲店もいくつかありますし、ラーメン、焼き肉、イタリアンなど、駅周辺で食べられる場所も多いのでお店が混んでいなければランチには困らないでしょう。ガストやサイゼリヤなどのファミレスもあります。

Q&A・注意点

ーー車椅子やベビーカーでも見学できる?
できます。館内の入り口は2つあり、片方はバリアフリーになっているほか、内部も基本的にバリアフリーになっていて、エレベーターで各階を移動することができます。また、フロアによっては多目的トイレやオムツ交換台も設置されています。

ーー日本語が分からなくても見学できる?
展示内容は基本的に日本語ですが、日本語、英語、韓国語、中国語による音声ガイドの貸出も行っています。

ーーガイドツアーはあるの?
あります。毎日13:45〜14:15までの間は館内を日本語で案内するガイドツアーが行われています。

ーー駐車場や駐輪場はある?
消防博物館の敷地内にはありません。駅前には時間貸しの駐輪場が、駅の近くにはコインパーキングがありますので、それらの施設を利用するようにしましょう。

ーーどんな客層なの?
取材時に一番多く見かけたのは小さな子供連れの家族です。他にも1人で見学している人、若いカップル、高齢者のグループ、中には海外の観光客らしき人もいました。

営業時間、休館日、所在地

■開館時間
9:30〜17:00
(図書資料室は水/金/日の13:00〜16:30)

■休館日
・年末年始(12月29日~1月3日)
・毎週月曜日(国民の祝日は開館&翌日休館)
 ※9月1日、10月1日、1月17日は開館

■住所
160-0004 東京都新宿区四谷3丁目10番

■最寄駅・近隣駅
東京メトロ丸ノ内線 四谷三丁目駅 2番出口直結
JR中央本線 信濃町駅/四ツ谷駅 徒歩12分
都営新宿線 曙橋駅 徒歩7分

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